自分が参加している学生会等でどんな内容なのか、聞かれて思い出せなくなる前に書き残そうと思い立って書いています。
自分も参加前や入学前において、サラッとでも紹介しているブログがあったらいいのになと思っていました。

今回は、心理学実験演習Ⅰの実験3「SD法によるイメージの測定」について紹介します。
「SD法」=「Semantic Differential method」グーグル翻訳してもらったら、「セマンティック差分法」とのこと。
「セマンティック」って何?となったので、調べてみると「形容詞としての意味」と出ました。
なんの事??って感じですね。
実際に実験演習で行ったことは、色んな形容詞対(例えば、強い⇔弱い や 冷たい⇔温かい 等)を用いて、対象(産能の講義では色でした)が形容詞対の尺度上でどう表現されるか、定量的(数値で捉える)に評価(測定)し、それに対して統計処理しました。分かりにくいですかね。。。
もっと具体的に書くと、青色、紺色、赤色、オレンジ色の4色のそれぞれについて、各形容詞対について各個人がどう評価するかを行い、それを集めて、各色がどのようなイメージを持たれているか検討するといった実験でした。
温かい⇔冷たいの場合、温かいを7、冷たいを1として判定。赤色のイメージは温かいかな7だ。それに対して青色は冷たいかな1だ といった感じです。
形容詞対によっては、どちらとも言えないんじゃないか、だから4にしようというものもあったり、人によって感じ方が違って、逆のイメージを持つ場合もあると思われます。具体的に書きすぎるとネタバレになりすぎるので、この程度にしときます。
とにかく色についてのイメージを数値化して、統計処理して考察します。
自分はこのレポートを書く際に一番悩んだ記憶があります。自分が思った主観を書くことはいくらでもできるのですが、客観性を持たせるにはどうしたら良いか、先行研究はどんなのがあるのか?と探すのにも時間を要しました。
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図書館に行って色に対するイメージの本を借りて読んだり、色の心理学的な本を読んだり、それが正しいのかは分かりませんが少しでも客観性を持たせるために時間はかかるけど工夫してレポートを仕上げました。自分はこう思うけど、他に同じように思っている方はいないか、本を読んで探すんです。それで参考文献として紹介して、この方も同じように主張しているとか、アンケート結果でどうだとか客観性をもたせるわけです。この使い方が正しいのかはわかりませんが、自分ひとりでこう思うと主張するよりは説得力があると思います。
そんなこんなでExcelで色相環を描けるようになったことが、今では良い思い出です。
あのレポートが正しかったのかどうか、直接講師の方に聞けないところが通信制大学の弱点だと思います。
1日目の1つ目のレポートについて2日目の講義の際に講評を聞けるのですが、2つ目と3つ目のレポートについては講評を聞くことができません。
結果としてあらわれるのは、S評価とかA評価とかの評価でしかわかりません。
書き方が正しかったかどうか、確認する方法として、実験演習ⅠとⅡの講師を同じ人にすると、直接聞くことができます。
自分はたまたまⅠとⅡの講師の内、一名同じ方だったため、少しお話を聞くことができました。
この情報を受講前までに知ることができたならば、スケジュールを多少無理してでも同じ講師の方にしていたと思います。
実験演習のスケジュールを決める際の参考になればと思い書き残しました。お役に立てたら幸いです。
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目次(どこに何が書いてあるかリンク集)の記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/509283176.html
心理学実験演習Ⅱ-1 パーソナルスペースについての記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/501412640.html
心理学実験演習Ⅱ-2 ストループ効果についての記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/501421159.html
心理学実験演習⑭ 参考文献等の探し方についての記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/501472977.html
心理学実験演習⑮ グラフの体裁等及び評価についての記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/501487259.html
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