自分が参加している学生会等でどんな内容なのか、聞かれて思い出せなくなる前に書き残そうと思い立って書いています。
自分も参加前や入学前において、サラッとでも紹介しているブログがあったらいいのになと思っていました。
今回は、心理学実験演習Ⅱの実験1「パーソナルスペース」について紹介します。

パーソナルスペース。恐らく産業能率大学でも他の大学であっても、心理学実験に参加するまでに、行動心理学等の科目修得の過程で聞き馴染みのある言葉だと思います。親密距離とか個体距離、社会距離、公衆距離等のアレです。
個人の周囲の目に見えない空間で、持ち運びができる境界領域で、その中に他人が入ってくると不快な気持ちにさせる空間のことを指します。
このパーソナルスペース、不快に感じ始める境界は前方に広く、横から後方にいくにつれて狭くなることが先行研究により分かっています。これを実験で確認して、結果をまとめ考察し、レポートの形にしようというものです。
この実験演習に参加したのち、自分が通勤時の電車で本当にそうだなぁと実感したのを覚えています。
混み合った電車内で、前方に人がいると不快に感じますが、後ろの人はぶつかるまで不快感が限りなくありません。前方の人は少し離れていても自分的に近いと何となく嫌な感じがあります。これがパーソナルスペースか!と。
独学で資格試験に挑戦しませんか?■■■■■
スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】

月980円(税込1078円)で宅建、行政書士、社労士を始め69講座が受け放題。
資格による単位認定を受けられる、FP2,3級、ITパスポート、秘書検定、簿記、ビジ法2,3級、衛生管理者も用意されています。
低額で資格を取得して、キャリアアップを図りましょう。※今なら1ヶ月無料キャンペーンや合格祝い金キャンペーン実施中です■■■■■

さて、実際の実験演習の様子ですが、実験演習の最大人数が25人とのことで、自分が参加した回は確か15人程度でした。
これを2つのグループに分けて、実験を行いました。実験結果は講師の方の誘導も有り、共有して全員分のデータをもらえました。
自分が参加した回では、前方からと後方からのパターンで、目線を合わせたパターンと目線をそらしたパターン、他者が近づいてくるパターンと他者に近づくパターンで行いました。画像は後方から近づくパターンのものです。
不快に感じたタイミングで合図して距離を測ります。その距離を記録していきます。参加した人数分実験をローテーションして行うので結構な時間を要します。
どのパターンが距離が長くなるとか短くなるとか仮説をたてるわけですが、この仮説のたてかたは色々考えられると思います。このたてかたによって考察の広がり方がたくさんあると思います。目線を合わせたほうがどうとか、後方より前方のほうがとか、近づくより近づかれる方が?とか、男性がとか女性がとか。
また、考察においても、実験中の様子や参加者の特徴、参加者間の様子をメモしておくと考察の文章に肉付けできると思います。
他の実験もそうですが、時には先行研究の結果通り、仮説を立てたとおりにならないこともあると思います。なぜならなかったのかを考えて書く際にメモが役立ってきます。ネタバレしすぎるのもあれなので、書き始めたのを消して、ここまでにしておきます。
実験演習自体も楽しかったので、自分はこのレポートが一番楽しく取り組めたかなと思います。書くことも膨らませやすかったです。
ひょっとすると実験演習Ⅰで慣れたのか、3つレポート仕上げて流れがわかったのか、大分余裕ができたんだと思います。1つ2つと仕上げるうちにどんどん良くなっていくんだと思います。
講師の方も1つ目(1日目)のレポートは、とにかく提出してくださいと言っていました。1つ目と2つ目3つ目のレポートを見比べて、1つ目で指摘したことが直っているかどうかも重視するとおっしゃってました。とにかく参加して、なんとか提出する。これが大事だと思います。
レポートは大変ですが、実験演習自体は楽しいので、恐れることなく参加されると良いと思います!

目次(どこに何が書いてあるかリンク集)の記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/509283176.html
心理学実験演習Ⅱ-2 ストループ効果についての記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/501421159.html
心理学実験演習Ⅱ-3 鏡映描写(両側性転移)についての記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/501430414.html
心理学実験演習⑭ 参考文献等の探し方についての記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/501472977.html
心理学実験演習⑮ グラフの体裁等及び評価についての記事はコチラ↓
https://sanno-tsushin.seesaa.net/article/501487259.html
この記事へのコメント